治すための明確な根拠を持つ
例えば、慢性的な肩こりの患者さんが来たとします。肩こりの根本原因は一体なんでしょうか?
もしかしたら、姿勢の悪さが原因かもしれません。
でも、姿勢が改善して、肩こりも解消すればいいですが、
「姿勢は良くなったのに、主訴が全然良くならない…」
そんな患者さんに出会ったこと、一度や二度ではないと思います。
事実、姿勢は根本原因の「ごく一部」に過ぎないからです。
こちらのインタビュー動画でも少しお話ししていますが、「一次的、二次的」という考え方があります。
姿勢はあくまで二次的なずれの一部。
このズレの状態を検査によって把握することで、主訴の根本原因がわかるのです。
姿勢の数値は改善してるけど、他の原因はまだ全然。それならやはり根本改善に至ってません。
だから他の原因を改善するための治療を行なっていくわけです。
つまり、先生自身が「なぜ治っていないか」の明確な根拠をもって
日々の患者対応、施術に臨めるのです。
結果、堂々と自信を持って治療活動を行えるようになります。
これを実現するのが「明確な根拠のある根本原因の特定」「その根本原因を解消する施術」なのです。